ラーメンとギョウザだけを食べるためにからから亭を訪れる人は、人生の愉しみを何十パーセントも損しているかも知れない。
からから亭に来たからには、取り揃えた美酒を味わってみよう。
そして、店のオヤジや客たちとワイワイ楽しくやってみたい。

 春風亭柳好さん夫妻の場合

 マッコリとギョーザ。この組み合わせが絶妙なんです!


経堂に住む五代目・春風亭柳好さんとコントラバス奏者の奥さまの理絵さんは、ふらりと二人で、からから亭を訪れる。

「ここのマッコリが旨くてね。しゅわっと微かな細かい泡が立っていて、口あたりが良くて飲みやすいんです。ドブロクっていうよりも、下町のシャンパン?これは言い過ぎですかね。ツマミですか?まず、焼きギョウザ。ここのギョウザは、ニンニクが入ってないし、ギトギトもしていない上品なギョウザなんですが、それでいで口の中に放り込むと肉と野菜のスープがジュワ〜ッと出てくる。旨いんです。それで、ギョウザの味の余韻が残っているうちにマッコリを飲む。ため息がでるほどです。幸福って二文字が頭に映画のタイトルみたいにフェイド・インしてきますよ。ちょっと誉め過ぎちゃったかな」と柳好さん。
柳好さんの高座インフォメーションは、からから亭の壁にも貼ってある。地元の落語家の芸をぜひ!

 長田裕さんの場合

 店のオヤジの毒舌を肴に紹興酒をチビリグビリ。


文京区にスタジオを構える写真家の長田裕さんは、仕事の帰り、経堂駅に降り立つと、ついつい家とは違う方角のからから亭に足を向けてしまう。

「からからのお母さんが岩手出身。ぼくが宮城。おなじ東北出身なんで、なんか和むんですよね。いつも焼きギョウザを頼んで、紹興酒を飲むんです。紹興酒は、その時の気分と体調によって、ロックにしたり熱燗にしてもらったり。カメ入り紹興酒も香りがあってウマイですね。ここが面白いのは、マスターの毒舌ですね。

お母さんだけでなくて、ぼくのこともすぐに田舎者よばわりするんですけど、下町流の愛情あふれる毒舌というか、なんだか漫談みたいで笑い転げてますよ・・・」

長田さんは、仲間と一緒に旅や芋煮会などの楽しい企画をしたりしているそう。興味のある方は、からから亭でぜひ!

 古田朋子さんの場合

 日本酒・吉祥山に気分は上々!


システムエンジニアの古田朋子さんは、遅めの時間にからから亭を訪れることが多い。

「やっと一週間が終わって明日は休める!って気分の時に、からから亭に立ち寄ってほんわかします・・・」そんな古田さんのほんわかムードを助けるのが、日本酒・吉祥山。

からから亭で日本酒をオーダーすると、あっさりとしっかり2種類があると告げられるが。あっさりの方が吉祥山。

「すーっとのどを通っていくんです。それでいて純米酒のコクも楽しめる。このお酒を飲みながら、お店に来ている個性豊かな人たちとお喋りしながら、週末の夜を過すのは贅沢ですね」


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